【ご報告】羽田空港機能強化に伴う情報提供及び安全対策等についての要望書を提出
2019.01.31
1月25日、立憲民主議員団として酒井直人中野区長に対し、下記内容の羽田空港機能強化に伴う情報提供及び安全対策等についての要望書を提出致しました。
中野区長 酒井直人殿
平成31年1月25日
羽田空港機能強化に伴う情報提供及び安全対策等についての要望書
国は、羽田空港の更なる機能強化を目指し、東京都内の内陸部上空を活用することにより、国際線の発着回数を年間で3万9千回増加させる飛行経路案を検討しています。この飛行経路案の中には、南風の場合の15時から19時までの4時間について、羽田空港に到着する航空機が、中野区上空約900メートル付近を通過する案が含まれています。
これまで国は、中野区内において、なかのZERO西館、中野区産業振興センター、野方区民活動センターでのオープンハウス型説明会の開催、中野区役所1階ロビーでの専用機材等を用いた展示の開催等により、安全性や騒音対策について説明を行ってきました。
しかし、航空機からの落下物による事故が発生していることなどから、依然として区民の不安や懸念は解消されていません。よって、区民の安全を確保し、不安や懸念に適切に対応するよう、中野区として、下記の事項について国へ要望するようお願い致します。
記
1.新飛行経路となる地域で教室型の説明会を開催し、 より多くの区民に情報を届けるとともに、双方向の情報交換を丁寧に行うこと。また、その結果を公表すること。
2.想定される騒音について区民へ情報提供すると共に、対策を徹底すること。対策の方法については、常に最新の技術・知見を反映したものとすること。
3.区民が騒音影響を体験するために、中野区内上空を通過することが想定される機体によるテスト飛行を早期に実施すること。
4. 落下物対策など新飛行経路実現の大前提である安全性の確保に徹底して取り組むこと。仮に区民の安全性が保証できない場合、新飛行経路の再検討を行なうこと。
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